REPORT

デザインフェスタ vol.40


今回で3度目となります、デザインフェスタ vol.40(記念すべき40回目)を
縁の下の微力持ちの私、河野マキが今回も自由気ままにレポートします。

年に2回の開催、単純計算で20年。まさに歴史あるイベントのひとつですね。
名声を得るための登龍門、ハンドメイド作家としてのステータス。
もちろん単に集客力のある販売の場。と、出展に対しての動機づけは様々だと思います。

pirommy*の気持ちを代弁するなら、自らひとつひとつ作った作品を手売りがしたい
そこからスタートして、できることなら気に入ってくれた人に名前を知って欲しい。
そしてできるだけ沢山の人に… と、普通はここでモチベーションが上がるところですが
彼女の場合は制作のペースアップができない、しないんです。

性格不器用なところがあり、ひとつひとつの作品を同じペースで作ることで
しっかりとした下地に念入りに刺されたニードル、それによる均一な仕上がり
表情に個性を出しても個体差を作らない、完成に誰よりも自己満足する。

これでは数に限りがでるのも当然かもしれません。
今回もそんな愛情と愛猫のこもった、あまり多いとは言えない作品が少々並びました。(笑)


   今回は初のくの字の壁。
   前回から額縁に作品を展示するという                   
   美術館をイメージしたものを
   さらに完成系に近づけました。

   少々不安げに壁を見るpirommy*
   初めてのことにはいつも心配性です。
デザインフェスタ vol.40



デザインフェスタ 40


セッティング終了。小さな小さな美術館が完成です。
うん、設計通り。ただひとつイメージと違ったのは、本当に狭い...実感です。
でもちょうど良いかな。 可愛らしく、小さな部屋、小さな展覧会。


デザインフェスタ vol.40


新作ブローチの" H i ! (ハーイ!) "がデビュー。存在感ありますね。
ん〜どうコーディネイトしよう。。。と、出来立てのホヤホヤには思いました。
でも「大きなワッペン感覚」「エンブレム仕様として」なんて考えたら。
それならジャケットにも、カーディガンにも、ニットにもバッグにも。
けっこう豊富に合わせられそうです。おススメは大きめのトートバッグあたり。
リュックもいいなぁ。あっ、カーディガンの下のほうに付けても可愛いかも。


デザインフェスタ vol.40


もうお馴染みのヒゲファセ3Dのアップデート版。
" Coussin クッサン " そして " Lunettes リュネット "
クッサンは新たな羊毛製法で、そうですね… 毛足の短い植毛のような仕上がり。
これには脱帽でした。ひと目でお客さんの喜ぶ顔が目に浮かびました。 秀・作・です。(笑)
リュネットはフランス語で眼鏡を意味します。
その名の通りおでこにロイドグラスをあしらったお茶目な猫。パーツ使いの新シリーズです。


デザインフェスタ vol.40


ひさびさのバッグチャーム。やっぱりこのアイテムが好き。
それにpirommy*のアクセサリーの原点。配色を見ると腕を上げてることを実感します。
そして〜 ちょっと自画自賛ですが、額縁に展示する意外性がこんなにもベストマッチ。 Good !!!


デザインフェスタ vol.40
   1日目のオープン時
   セッティングが完了しても梱包用の袋の用意や
   会計時のシュミレーションをしています。
   その辺は少し適当でも。と、思いますが
   気遣いを忘れない彼女には重要なのでしょう。



  今回も初日はバカ夫婦。
  おそろのスニーカーで挑みます。
  でも...
  ふたりともけっこう気に入ってます。(笑)             
デザインフェスタ vol.40



デザインフェスタ vol.40
   1日目はコンスタントに見ていただき、
   気に入っていただき、購入していただき。
   感触としては前回と変わらずといった感じです。

   写真は今回の私作壁画。
   下書きのほうが可愛かった…
   まぁ主役ではないのでそこそこということで。



 2日目はオープン時からなにか空気が違う。
 小さい頃、毎日あんなに練習して乗れなかった
 補助輪無しの自転車が嘘のように乗れた瞬間。
 あれ? なんだろうこの流れ… ブレイクしてる!?
 そんな手応えがあった日でした。

 私的には、いつかこの日がくるとは思ってましたが       
 その場に立ち会えて、本当に嬉しかったですね。 
デザインフェスタ vol.40



デザインフェスタ vol.40
  バタバタしている様子をパシャリ!
  手の動きが若干テンパってるのを表してます。(笑)
  大丈夫、pirommy*の作品のファンの人たちだから。


デザフェス自体に常連というお客さんがいます。そういった方々が口を揃えて
「デザフェスも雰囲気が変わった」と言います。見てるだけも楽しいイベントから
欲しいものこそ増えたけど、ここじゃなくても買えそうなものが多い。

つまり個性のあるアート作品が減り、どこかで見たようなものが増えたと感じているようです。
それも悪くはないと思います。需要に合わせた物作りも、たまたま持っていたアイディアが
流行りに乗っていただけでも、作家本人が作りたいものには変わらないので。

でも、なんだか淋しい気がします。

ほんの少し前までは、散々寄り道をして、遠回りをしないと知り得ないことが、
整えられた環境により、想像を形にする術や情報は、ネットを含め容易に手にできるようになりました。
そして世界の中の自分を簡単に見ることができ、でも同時に周囲からの影響を受けやすく、
安全でケガをしない、多数決で答えを導く環境にいると言ってもいいかもしれません。

また、日本語という孤立した言語でのネット検索にも、妨げの要因がある気もします。
必然的に上位にあがる狭い世界観で起こす錯覚。それにより生まれるThe Japanese的な流行とカタチ。
たしかにそれなら、物珍しく国内外問わずウケるのも当然かもしれませんが、それは冷やかしにも取れるような。
将来ヴィンテージと呼ばれる作品には程遠く、レトロという単なる懐かしさだけのデカダンス扱い。
いつまでもサムライニッポンでは、同じフィールドに立てるのは遠い日のままです。

そうならない世界観を持てば、もっともっと日本人作家として世界での評価が上がる気がします。
もちろん日本古来の伝統を守ることも大事です。でもそれは心配しなくても、十分いらっしゃると思います。
フレンチで世界一になった日本人シェフ、スケートボードのフリースタイルで世界一になった日本人ライダー、
イギリスで生まれアメリカで育ったビリヤードで世界一になった日本人のように。ニュースにならなくても、
日本国内以上に海外で認められた、世界基準の作家を目指す心掛け・・・心構えは、大事かと感じます。

デザフェスの未来に期待と希望、楽しみと親しみを込めて。 ではまた次回☆

(2014.11.11)


デザインフェスタ vol.40





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