REPORT

NEKOISM 2 (ネコイズム2)

最初に名乗っておきましょう。
今回も羊毛フェルト猫作家pirommy*を妻に持つ夫、私、河野マキがリポートします。
作家としての妻は、普段から私にこう言います。「次はこれを目標に作品を作る!」
ボクも一応作品らしきものを作りますが、いつも自己満足で終わるので、
そうゆうちゃんと着地地点を見定めて物作りをする妻に、ほんといつも感心させられます。
そして今回、そんな妻が見付けてきた目標が、まさにコンセプトVERYマッチングイベント、その名も『ネコイズム2』
まんま猫タイトルのイベントに満を持して挑んだ作品が、これもまたひさびさのドール。  作品の作業記録はこちら
プラス、イベント内容がコンペ形式になっているということで、本人もだいぶだいーぶ力が入りました。
そして結果ひとまず入選を果たし、今回その上の賞に選ばれているか... の来場。はぁー私が緊張します。汗


NEKOISM 2 (ネコイズム2)
場所は目黒駅からほど近い、趣のある古民家を
リノベーションしたといった会場です。
雰囲気ありますね、演出も大事な作品の一部です。

さて...
入口にたたずむpirommy*
本人は若干緊張な面持ちかな!?


会場に入る前に、このイベントの内容をかい摘んで説明します。
株式会社KATZ(カッツ)さんが運営するイベントで今回で2回目だそうです。
また公募展となっている理由のひとつに、じつはこの上のステージがあります。
大賞にはフランス、パリで行われる猫作家達の展覧会『巴里猫展』へのパスが送られるという
そう pirommy*にとっては憧れのヨーロッパデビューのチャンスといった感じなのです。

猫が好きで猫しか作らない、猫の存在があるからこそ作家を続けてるpirommy*には
「猫展」というタイトルが心地良く楽しめるものか、逆にプレッシャーになっているかは
私目線ではその両方です。実力を試し見てもらいたいから参加し、答えが評価につながる。
真剣勝負ほど受賞も落胆も大きいですよね。でもそれ全てが感動で終わることを私は望んでいます。

そんなことが頭を巡るなか、心を決めたか悠々と自らドアを明けるpirommy*。  おっとっと、今行くよっ


入口近くの1階フロアにさっそく作品が
よく見ると何かの賞らしきプレートが…             

ということは、そう ここが
受賞作品のコーナーですね
ここにはpirommy*の作品はなし
NEKOISM 2 (ネコイズム2)
左手に木や樹脂を使った立体作品、
右手にイラストや油の絵画。

もちろんひとつひとつ作者が違うので                
それぞれの個性があり
少数ながらも楽しめる展示です。
NEKOISM 2 (ネコイズム2)



2階へ上がります。そう ここ2階建なんです。
増築したような作りになっているので                
1階とは間取りが違います。

陽が全面に差し込む廊下があり
本物の猫がこの家にいたら
絶対にここが昼間の "居場所" に
なっているでしょう。

想像してみます。
そこに1匹... 2匹... 3匹 *^^*
NEKOISM 2 (ネコイズム2)
その猫の寝てる廊下をそっといくと                   
(いないいない 笑)

左に小部屋が

「あれ!? なにか見えた」
NEKOISM 2 (ネコイズム2)
いた!

おー

1スペースごとにグループ分けされているので
これが仲間たちといった感じです。                   

みなさんよろしくー
一緒にいてくれてありがとう☆
NEKOISM 2 (ネコイズム2)



NEKOISM 2 (ネコイズム2)


自宅で見るのと、こうして外で見るのとでは印象が違いますね。
こちらのほうがあらためて細かな部分が詳細に見えます。
でもそれを想定した完成度の高さ、ほんとよく作りました。
顔や手の、猫の地肌にあたる部分も素敵な色です。
できることをすべてやりたいと、様々な種類・色の羊毛を混ぜて
理想をカタチにした色彩です。


NEKOISM 2 (ネコイズム2)


プレートもちゃーんと^^
でもこの時点で望みとなる大賞ではありませんでした。
1階に大賞の展示がなかったのでもしかして!? と思ったのですが...
まぁ健闘しました!こうして見ても優秀な出来です。


NEKOISM 2 (ネコイズム2)


ちなみにこれから書く内容はプレートに書いてある作品のイメージ、pirommy*の想いです☆


  作品名 Busker(バスカー)

― 洒落たスーツに身をつつみ、ロンドンの地下鉄駅構内でヴィンテージベースをかき鳴らす、
  猫のBusker(路上ミュージシャンの意味)がテーマです。どんなベース音を鳴らしているのか
  想像させたり、ロンドンの地下鉄構内の空気感を感じてもらえるような作品作りを目指しました ―


私もいい夢を見ました。ありがとう!(2回目)


では、ここで素敵な仲間たちをご紹介します。
Buskerと共にテーブルに乗せられた子たち、          
壁掛けの額装された子たち、
とてもユニークで斬新、かつ彩や
デザインに優れたものが多いのがわかります。
NEKOISM 2 (ネコイズム2)
正直、このグループのひとつに選ばれ
むしろ光栄に思えました。
そして気が付けばテンションも上がっている自分。  
ようやくこの場に来てよかった感じです。
NEKOISM 2 (ネコイズム2)
美術形式といいますか
そう、例えるなら伝統と前衛、近代と現代、
それぞれのアート、主義主張があると思います。     
ただ単にそのくくりで表現すれば単純で
そしてつまらないものになります。
でも私が今、目にしているものには
個々の感性、個性があります。
習い事で得たものではなく
オリジナリティあふれる作品。
退屈しませんね、むしろ楽しい。

そう 答えは楽しい。
私個人の、そしてpirommy*にもとめる作品の印象
それは『楽しい』なのかもしれません。
NEKOISM 2 (ネコイズム2)
最後に出逢ったこちらは
第1回のときに大賞を取った方の作品。
前後に入り混じるアクリル板が表現する3D絵画       
発想も然ることながらタッチ・センスの
良さも伝わってくる作品です。

あっ そういえば今回の大賞は?・・・
NEKOISM 2 (ネコイズム2)



NEKOISM 2 (ネコイズム2)


あとで確認しましたが、今回は大賞の該当者がいらっしゃらなかったそうです。
複数のプロの審査員の方々で厳選されているので、そんなときもあり、だから余計にリアルな感じがします。

最後に
上の写真はすべて観覧したあと、最後にもう一度1階の受賞作品を眺めるpirommy*。
なんだか、どことなく背中が寂しく思えます。
こういった芸術のコンペは、美術のコンペと違い審査員の主観でしかありません。
ただそれは個の審査員の個人的な趣味ではなく、もちろん客観的に見て賞に値するものを選抜します。
今回はそんな厳選なる審査のなか、箸にも棒にも掛からなかった。ただそれだけのことです。

でも私も物創りの現場に身を置き、私の場合生まれた瞬間からたまたま芸術に触れてきた者としての目と
私自身も無類の猫好きという目線で見ても、今回の作品群の中でpirommy*はベスト3には入ると思います。
1番では、ないかな (笑)

今後、pirommy*はアクセサリー作りを少しお休みして人形制作に専念、いつの日か個展を開くのが目標だそうです。
すごいなぁ、今までもすべて有言実行、アイディアもあふれるほど持っているようなので、
私自身、楽しみにしたいと思います。
羊毛はね… ただでさえ時間が掛かるから。次のカタチになるまで、少しだけお待ちくださいませ ^^

では
また会う日まで☆ Bye~


(2015.9.1)






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